あなたは働き過ぎていませんか?

はじめにお伝えしておくことがあります。

それは、働かなくてもいいのかと勘違いすることです。

いかに働く時間を減らして生産性を高めていくかということなので、忘れないで見ていただければと思います。

我々、日本人は世界でもっとも長時間労働な国ということで有名なのはご存知でしょうか?

しかも労働生産性は外国に比べると、とても低いこともご存知でしょうか?

あまり働きすぎてしまうと逆に生産性が低くなってしまうということです。

 

1.仕事の効率に関係している

日本企業の生産性の高さはよく知られています。だから、日本の勤勉さは、そのまま日本という国のGDP(国内総生産)を押し上げる「強み」だと思っている人も多いと思います。

しかし、日本の労働生産性は先進国のなかでも最下位なんです。

驚きですよね!

長時間働いているのに生産性は、先進国の中でも一番低いんです。

これが現実です!

労働生産性とは、「労働力に対してどれだけの価値を生み出したか」ということです。
少ない労力で多くの利益を得ることができれば、生産性の高い状態だといえるのです。

我々は、「効率が悪い分、長時間働くことで利益を生み出している」ということになります。

それでいいのでしょうか?

あなたが仕事以外で使える大切な時間を削っていないでしょうか?

家族との時間、プライベートの時間をもっと大切にして、これまでと同等かそれ以上に生産性を高められたらいいと思いませんか。

頑張らないといけない時期は必ずありますが、ずっと頑張っているのってどうでしょう、、、

 

2.パフォーマンスアップの働き方

我々は、健康やダイエットになるとしっかりとメカニズムを重視するのに、仕事になると途端に無視してしまいます。
忙しいからと睡眠時間を削ったり、カップラーメンなどの適当な食事で済ませたり、仕事が忙しいのを言い訳におろそかにしていないでしょうか?

それではパフォーマンスは低下するばかりです。しっかりと睡眠をとり、栄養バランスのとれた食事をすることで、エネルギーをしっかりチャージしなくてはいけません。

エネルギーを使ったら、使った分しっかりと補わなくてはいけないのです。使うばかりだとエネルギーは減るばかりなのです。

それは、どうしても目に見えないものなのでなかなか気づかないのです。
体調を崩したり、体を壊してはじめて気づくのです。

我々は、無意識にエネルギーをすり減らして多くのことを成し遂げようと必死に働いているのです。

スポーツでも本番の試合で最高のパフォーマンスを発揮するために、しっかり睡眠をとり、栄養バランスのとれた食事をしてエネルギーをチャージして、毎日練習するのです。

毎日練習するっていっても長時間ではありません。
きちんと科学的根拠に基いて、練習をおこなっているのです。

それでなければオーバーワークになり、ケガをしたり、試合で思うような結果がでなくなってしまうのです。

私たちもふさわしい仕事のやり方があるのです。

課題に対して全力で取り組み、そのあとはしっかりと休息の時間をとる。そしてまた全力で課題に取り組む。

その繰り返しなのです。

誰でももっと短い時間で、もっと高いクオリティで、もっと多くのことを成し遂げられるようになるのです。

 

3.長時間労働になっていないか

私たちはとくに長時間労働に対して意識したほうがいいのです。

我々は、無意識のうちに長時間働くことが体にしみついているのです。

私たちが生み出す価値は、どれだけ長い時間働いたかということで決まるわけではありません。

重要なのは、仕事にエネルギーを注ぐ「」と「」なのです。

そのためにしっかりと休息の時間を作れば、活力が取り戻せるだけではなく、創造的なアイディアが生まれ、物事を深く見ることができて、短時間で自分が取り組むことが楽しめるようになってきます。

人よりもしっかりとしたエネルギーをチャージするためには、あなたも今日から「休息するための時間」を意識して仕事をしていただければと思います。

 

まとめ

このように長時間働くって生産性が上がるわけではなく、生産性が下がることがお分かりいただけたかと思います。

冒頭でもお伝えしたように働かなくていいんだということではないのでその点はご理解いただければと思います。

私は経営者こそ自分の時間をしっかり持つべきだと考えております。

経営者だから毎日休みなく仕事をしなきゃいけないなんてとても悲しいことです。

確かに自分も経験しているのですが、頑張らなきゃいけない時期は必ずあります。それは経営者であれば避けて通れない道です。

しかしある程度、事業が軌道に乗れば次のステップに進むために自分が自由に使える時間も確保しなければいけないことなのです。

あなたは家族や自分の時間を犠牲にしてまで働き続けますか?

是非一度、しっかりと考えていただければと思います。

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