我々のような経営者にとってアイディアとはなくてはならない存在です。
ビジネスをやっていくことや、売上を上げていくうえで必要不可欠なのがアイディアを出すことです。
自社の発展のためにアイディアはたくさんあったほうがいいですよね。
なかなかアイディアって見つからないよっていう方が、ほとんどだと思います。
今日は、アイディア出しに困っているあなたへアイディアの探し方についてお話します。
1.自分のビジネスに生かせるアイディアの見つけ方
あなたは、ビジネスに生かせるアイディアってどうやって見つけるの?
こう思っていませんか?
では、趣味や好きなことは何ですか?
「趣味や好きなことたくさんやりたいけど、仕事が忙しくてそんな時間はないよ」
と思っていませんか?
ではこう思ってください。
「自由になる時間があったら、何をやってみたいのか」
と考えてみてください。
何が言いたいかというと、「これはムリ」「そんなことはできない」と決めつけてほしくはないのです。
人はどうしてもムリと思ったらそこで考えをやめてしまい、制限をかけてしまうのです。
できる、できないは別としていいアイディアが生まれるかもしれないのに思考に制限をかけてしまうのはかなりもったいないことです。
もしこれから起業して好きなことや趣味でお金を稼ぐことができたらいいなと思っているのなら、なおさらビジネスのアイディアになり得るのです。
すでに起業している人でもビジネスのアイディアになり得ます。
だから、ビジネスになり得るあらゆるアイディアはしっかり書き留めておいたほうがいいのです。
あらゆるアイディアを書き留めた中から、それらをふるいにかけて、その中からもっともいいアイディアを選ぶのです。
では、次の質問に答えてみてください。
これが新たなアイディアを生み出す方法の第一歩です。
①趣味や好きなことは何ですか?
②これまでに経験してきたことや、達成してきたことは何ですか?
③これまでに解決してきた問題は何ですか?(問題の大小は関係ない)
自分自身でしっかり考えてみてください。
自分自身のビジネスと結びつくアイディアが生まれるかもしれませんよ。
自分にとっては「当たり前のことじゃん!」と思っていたことも誰かにとっては「めちゃくちゃ知りたかった」ことかもしれないのです。
だからしっかり書き留めるのです。
たとえささやかな経験であっても、やり遂げたことや好きでやってきたことでもアイディアを出すのです。
2.売れるアイディアはどうやって探すの?
アイディアを探して、書き留めたのはいいものの売ることができなければ意味がなくなってしまいます。
売れなければ、単なる趣味になって終わってしまうのです。
そこで売れるアイディアを見極めるのに使えるのが次のリストです。
これでチェックしていけばこれがよいアイディアか、売れるアイディアかどうかの判断ができるようになります。
チェックが多ければ多いほど、そのアイディアは売れるようになるのです。少なくとも2つのチェックが入っていることです。
①稼げるようになる ⑥安心感を与えられる
②お金の節約になる ⑦安らぎを与えられる
③見た目をよくする ⑧自由な時間を増やせる
④健康につながる ⑨人生を楽しくさせる
⑤評価がもらえる
しかし、どんなことをしてでもたくさんの項目にチェックが入らないといけないわけではありません。
ダイエットのアイディアなら、「見た目をよくする」「健康につながる」「人生を楽しくさせる」の3つにチェックが入ればいいし、生産に関するアイディアなら、「稼げるようになる」「お金の節約になる」「自由な時間を増やせる」「人生を楽しくさせる」にチェックが入ればいいと思います。
大切なのは、お金儲けだけにとらわれ過ぎないことです。
アイディアは、あなたが本当に興味があり、世のため人のためになると感じられるものである必要があるのです。
売るものによって考え方は変わってくると思いますが、すでに出したアイディアが市場にあるかどうかということでも大きく変わってくると思います。
真っ先に市場参入するのがとても重要だとは限らないのです。もしも他のライバル会社が同じ市場で同じものを売っているとしたら、そのアイディアは売れるということなので間違っていないことになります。
あなたはどちらを狙いますか?
すでに他のライバル会社が売っている市場で売るのか、誰も売っていない市場で新しいものを売っていくのか、しっかりと考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
このようにどんなささいなことでもアイディアを書き留めることの重要性がお分かりいただけたでしょうか?
自分自身では当たり前のことでも、他の人からすると当たり前ではないこともあります。
それはなかなか気づかないことなのです。
なぜ気づかないかというと自分では当たり前にやってしまっているからです。
自分自身で気づかせるには、どんなことでもアイディアを書き留めるということなのです。
書き留めることにより、より具現化して形にすることができるのです。
経営者はアイディアをだして、売れるものを作るのが仕事です。
よりよい発展のために、たくさんのアイディアを書き留めましょう。