社長とは、、、

これを読んでいるということは、あなたは会社の社長、個人事業主、あるいはこれから起業して社長を目指しているという方でしょう。

私は常に社長とはなんなのかと考えてます。

さまざまな業種が世の中にあるように、社長の働き方というのも人それぞれさまざまでしょう。

私は会社を設立しているわけではなく、個人でビジネスをしています。

いわゆる個人事業主ですね。

今の段階では、会社を設立する必要はないと考えています。
将来的には、会社を設立してやっていこうと考えていますが、、、

ちょっと話がそれてしまいましたが、社長としてやらなければならない優先順位というものは必ず存在します。

まず、会社でも個人でも集客と売上というものは必ず考えていけなくてはいけません。

もっと細かく言うと売上があがっていたとしても、利益が手元に残っていなければビジネスをしている意味がありません。

けっこう勘違いしている方が多いのですが、

売上があがる=利益が残る

ということは必ずしもあるわけではないということです。

売上は前月より上がっているのに、お金が手元にほとんど残っていないと経験したことがあるのではないでしょうか?

そうならないためにも、社長がビジネスをどのような方向性でやっていくのかをしっかり明確にしていく必要があるのです。

1.社長が本来やるべきことは

あなたは社長が本来やるべき仕事はなんだと思いますか?

商品を開発すること?商品を売ること?営業?事務作業?スタッフの教育?
どれもやらなくてはいけない業務ですよね。

ただ、本当に社長がやる必要があるのでしょうか?

確かに、起業した当初からビジネスが軌道に乗るまでは、お金もないし売上もないから自分ひとりでやらなければいけない時期もあります。

でも、これをずっと続けていたらどうなるでしょうか?

一定の売上を超えたあたりから、日々の作業に時間を追われ、集客や将来のビジネスの展開を考える暇もなく毎日を過ごすことになってしまいます。

これだといくら時間があっても足りません。

社長が本来やるべき仕事は、

最大限の利益をもたらすこと

利益が出なければ、会社は潰れます。

こんなデータもあります。

国税庁が調査した「中小企業が設立して倒産するまでも期間」です。

中小企業は設立から10年で倒産する確率90%超

個人事業にいたっての廃業率は、

3年で60%、5年で75%、10年で95%

といわれているので、起業してもほとんどの人が廃業しているのです。

これが現実です。

このような結果にならないためにも、社長は本来やるべき仕事に集中しなくてはいけないのです。

あなたがやらなくてもいい仕事は他に任せることです。
スタッフだったり、外注先だったり、誰でもできる仕事であれば他の人に任せればいいのです。

会社でも個人でも社長という存在はひとりです。

共同経営の場合は、ふたりということになりますが、社長という役職がふたりにつくことはまずあり得ません。

形上は社長という肩書はどちらか一方で、もうひとりは別の役職になります。

あなたがやるべき仕事、他に任してもいい仕事、それをしっかりと分けてきちんと利益アップする仕組みを作ってください。

現状よりも格段に利益アップすることは間違いありません。

2.どこを目指しますか?

あなたはどこを目指していますか?
というよりどのような形にしたいのですか?

「会社を大きくしたい?」
「利益を上げたい?」
「年収を上げたい?」
「楽しんで仕事をしたい?」
「仕事はほどほどで家族の時間を大切にしたい?」

なぜこのようなことを聞くかというと、

あなたがどこを目指すかによって働き方は変わってくる

ということなのです。

社長という特権は、会社員と違って働き方が自由に選べるということです。

会社員は決まった時間に出勤して、決まった時間に退社する。
仕事が残っていれば、残業をすることもありますが基本は定時で退社します。
休みは決められた休みで、場合によっては有休を使って休みを取ることもできます。

一方、社長は自由な時間に出勤して、自由な時間に退社できます。
休みはあなたが好きな時に取ることができて自由に決めることができます。

自分で起業して社長になってビジネスをする人は、お金を稼ぎたいということはもちろんありますが、何にも縛られることなく自由に働きたいと思って始める人がほとんどです。

起業したての頃は、収入を得るためにただがむしゃらに働いて軌道に乗せなくてはいけません。

でもある程度、軌道に乗ってくれば自由な時間で仕事をすることも可能なのです。

ただ「1.社長が本来やるべきことは」でもお話ししましたが、あなたがすべての業務をこなしていてはいくら時間があっても足りません。

その結果、休みも寝る暇もなく、自由な時間どころか毎日の業務に追われる日々になってしまいます。

もちろん仕事が好きで休みなく働きたいという人もいることでしょう。

休みを自由に取れるし時間も自由に使えるけど仕事が好きだから休みなく働いている人と、日々の業務に追われて自由な時間や休みも取れずに仕事をしている人とではまったく違うことは覚えておいてください。

あなたがどのようなライフスタイルで、どのような働き方をするのか、そしてどこを目指すのかでまったく変わってきます。

もう一度よく考えてみてください。

それによって仕事の取り組みかたも変わってくるので。

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