世界最大のSNSといえば何かご存知でしょうか?
答えはFacebookです。
全世界で17億1000万人(2016年6月時点)のアクティブユーザーを抱える世界最大のメディアです。日本国内でも月間アクティブユーザーは約2400万人に上ります。
Facebookが順調に伸びている理由としては、スマホなどモバイルの普及率が高まったからだと考えられます。
しかし重要なのは、ソーシャルメディアだけにマーケティングを頼らないこと。たとえFacebook・Twitter・LINEを使っていたとしても、「3」と数えてはいけないということです。ソーシャルメディア全体で「1」と数えることです。
過度の依存は危険を招きます。
●日本のインターネット広告市場
電通が発表した資料によると、日本のインターネット広告費は毎年10%近くアップしており、2014年は8245億円(前年比12.1%増)、2015年には9194億円(前年比10.2%増)と推移しています。この流れは当分続くでしょう。
今では、日本の広告費の20%を占めいているインターネット広告費。
その中で一番使われているものを4つご紹介します。
1.検索連動型の運用広告(リスティング広告)
自社サービスに関連したユーザーに対して広告を表示することを検索連動型といいます。
自分のビジネスに合うキーワードを選定できれば、モチベーションの高いユーザーにリーチできるというメリットがあり、高い効果が期待できます。
Google、Yahoo!などで、設定したキーワードで検索が行われたときだけ表示されます。
2.動画広告
YouTubeなどで配信。インストリーム動画広告、インバナー動画広告、インリード動画広告の3種類がある。
3.SNS広告
Facebook・Twitterなどソーシャルメディアの広告です。
ユーザー登録情報やプロフィール、コメント内容などからターゲットを絞って配信していく手法
例えばFacebook広告の場合、居住地や出身地、年齢、性別、学歴や家族構成から趣味、関心、行動、ページのつながりなどでターゲットを設定することができます。
4.ディスプレイ広告
ポータルサイトやブログなどの広告エリアに表示される広告。
多くの媒体に出稿が可能な為、露出を増やしたいときに効果的です。
一般的にバナー広告だけではなく、伸び盛りの動画広告、ネイティブ広告、リッチメディア広告も含まれているため、今後ますますの需要が高くなると見込まれている。
まとめ
このように、さまざまな機能や表現方法がスピーディーに登場するインターネット広告は、モバイル広告を筆頭にどんどん拡大しており、日本の広告費のなかでも20%近くを占めている。
これはとても無視できないことだと思います。
スピーディーな進化をしているからこそ、一般的には理解しにくいという側面もあります。
今後は、発信する側としていかにわかりやすくお伝えできるかが、課題の1つとなるでしょう。