理想のお客さんを集客する4つのメリット

マーケティングをおこなっていくうえで、まず最初にやらなければいけないことがあります。

それは、

理想のお客さんの人物像の設定

です。

みなさんはお客さんのターゲットを決めるとき、どうやって決めていますか?

ただ何となく?

それとも

理想の人物像を想定して決めていますか?

理想のお客さんを集客するには、どのような人をターゲットにするか具体的にしていき、理想のお客さんの人物像を示すことが大切になってきます。

例えば、

・年齢や仕事内容などの基本的な情報
・得意なこと、不得意なこと
・どのような悩みを抱えているのか?
・製品やサービスを購入する理由・目的・購買への関与の仕方
・どのようにお金や時間を使うのか?
・どこから情報を知ったのか?

などが挙げられます。

実在するお客さんやこれからお客さんになるかもしれない人の特徴からつくり上げるので、理想の人物像にも関わらずリアル感はあります。

そのときに写真があるとより鮮明な形になるのでオススメです。

市場にメッセージや情報を提供するマーケティング活動において、人物像が誰にでも簡単に想像できるので理想のお客さんを設定すれば、マーケティング効果は格段に向上し、いろいろなメリットも生まれます。

メリット1.理想とするお客さんの消費動向を予想できる

理想のお客さんの人物像の生活スタイルや心情面の分析を徹底的におこないます。

そのため、ターゲットの行動や心の動きに対して、細やかな理解が深められるのです。

お客さんは何を必要としているのか?

どのような時に使いたいのか?

どのような時に利用したいのか?

など予想することができます。

予想ができればあとは、理想のお客さんの人物像に向けてSNSで情報を配信したり、 ホームページやブログなどで情報をアップすることなどが明確にできるようになります。

お客さんがぼんやりしてしまうと、誰に向けて伝えているのかがわからなくなってしまうので、しっかりと 理想のお客さんの人物像を決めることが大切になってきます。

特定の人物にしっかりとメッセージを届けるためにも、、

重要になってくるのです。

メリット2.理想とするお客さんを関係者で共有できる

理想のお客さんの人物像の設定は周りの人との間で、ターゲットのズレや思い違いを防ぐことができます。

これはお互いの意思疎通の質を高め、無駄な議論をなくす効果もあるのです。

どうしても従業員を抱えている経営者の場合、従業員との意思疎通がけっこう大切になってきます。

でなければ、社長は何を考えているのかわからないという感じになり不平不満が出てきます。

一人でビジネスをやっている方でも、外注やジョイントベンチャーのようにチームを組んでやっている方も中にはいるかと思います。

そのような場合でも意思疎通は重要になり、理想のお客さんの人物像の設定は共有することが可能になるのです。

このようにしっかりと共有することで、時間の有効活用としてもメリットがあります。

メリット3.事業の方向性が決まり明確になる

理想のお客さんの人物像からマーケティング戦略が絞り込まれるため、業務としてどのような方向性でいくのか明確になります。

ターゲットを明確になれば、ターゲットが利用している広告にピンポイントで出すことができるので余計な経費をかけなくても済みます。

広告費をかけるのであれば理想のお客さんを明確にして、しっかりと方向性を決め、掲載していかなければお金の無駄に使いになってしまいます。

無料であればまったく問題ないのですが、有料であれば安い金額ではないのでそうもいかないはずです。

メリット4.事業の完成度を高められる

理想のお客さんの人物像をベースに商品やシステムを見直せば、改良する情報は比較的に簡単に収集できるようになります。

また、必要とする機能やサービスを定期的にリリースすることで、効果的にお客さんへ情報を提供することができるのです。

理想の顧客の人物像を設定していなければ、、、

どうなるのでしょう?

事業は衰退していき、厳しい未来が待っていることでしょう。

せっかくいい商品やサービスを提供していたとしても、伝えるべきお客さんに伝わらなければ何も意味がありません。

経営者は、常に完成度を高めなければいけないのです。

伝えなければいけない情報を伝えるべきお客さんに伝えることできていますか?

まとめ

そもそもなぜ、理想のお客さんの人物像を設定する必要があるのか?

「こんな人に使ってほしい」

「あんな人に使ってほしい」

「こんな機能をつけたら、こんな人にも利用価値がある」

など自信がある商品やサービスほどターゲットを極端に広く設定してしまいます。

残念ながらこれだとせっかくのいい商品やサービスであっても利用してもらえないのです。

広く設定したほうが、たくさんのお客さんに知ってもらえるということに間違いはありません。

ただ、知ってもらうだけでは購入してもらえませんし、利用してもらうこともありません。

お客さんが本当に望むものは、

「自分たち自身でも気づいていない無意識の要望」

となっているのです。

理想のお客さんの人物像を設定し、深く分析することでお客さんが本当に望むものを理解し、お客さんが気づいていない無意識の要望に向けて、明確な情報を発信しなくてはいけないのです。

是非、理想のお客さんの人物像の設定をおこない、あなたの望むお客さんを集客してください。

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