価格競争に巻き込まれていませんか?巻き込まれないための3つの方法

あなたは今、価格競争に巻き込まれていませんか?

今の時代、単価を安くすれば売れるという風潮になっています。
リラクゼーションでは、60分6,000円が当たり前だったのですが、今では60分2,980円、美容院ではカット4,000円だったのが、今では1,000円カットが増えています。

他にもさまざまな商品やサービスの単価が安くなっています。
なぜそれが当たり前になっているのか?

それは、商品やサービスを提供する側が単価を安くすれば、たくさん売れて集客できると考えたからです。
それを見て周りの同業者が黙っているわけがありません。
安くすれば売れるんだったらうちもやろうと便乗します。

その結果、安売り店が増えているのです。
当然、お客さんはその金額が当たり前になるわけですから、本来の金額では高いと感じてしまうのです。

果たして本当にそれでいいのでしょうか?

少なくともこれを読んでいるあなたの考えは違うことでしょう。

しかしながら、これだけ単価を安く提供している中で、昔とは違っていいモノを提供するだけでは売れないのは現実です。

今までとは違って、あなたがターゲットにしているお客さんをしっかりと絞り込む必要があり、そのお客さんに対してしっかりとメッセージを発信することが必要になるのです。

なにが他とは違うのかということをしっかり伝えることが重要なのです。

今日は価格競争に巻き込まれない方法をお伝えします。

1.価格設定のやり方

まずは、どうやって価格設定するのかです。

すでにビジネスをされている方はご存知なので飛ばしてください。
これからビジネスをされる方は参考になりますので読んでください。

価格設定は商品やサービスによってもさまざまです。
設定する方法はたくさんあります。

例えば、

・周りの競合がやっている金額で決めていく
・原価や経費を引いて利益をとりたい金額で決める
・だいたいで決める

などが挙げられます。
だいたいで決めるは絶対にやめたほうがいいのですが、他はどれも間違いではありません。
市場の動向を調査してみれば、おおよその金額は決まります。

ただ、現状では市場の価格があてにならない場合もあります。

なぜなのか?

それは、単価を安くする傾向にあるからです。
単価を安くするということは、商品であれば数を大量に売らなければ利益にはなりませんし、サービスでは回転率を上げてお客さんの数をこなさなければ利益にはなりません。
我々のような中小企業や個人事業主がそれをやっていたら、最初は良くてもあとあと大変な思いをしなくてはいけなくなるのです。

一度、安い金額で提供すれば金額を上げることは容易ではありません。
そうならないためにもあなたの商品やサービスにしっかり見合った金額を設定することが大切なのです。

もっとも重要なのが、価格よりも『価値』なのです。

2.価格以上の独自の価値を提供できれば高価格でも問題なし

あなたの商品やサービスの価値は金額に見合った価格で提供できていますか?

せっかく素晴らしい商品やサービスを提供しているのに、それに見合った価格で提供できていないのだとしたら、とても残念なことです。

今の世の中、商品やサービスの質は良くて当たり前、価格は安くて当たり前という感じになっています。
確かにこれだけのモノであふれかえっている中で、商品やサービスの質が悪ければお客さんが利用するなんてことはあり得ません。

商品やサービスの質が良くて当たり前は納得できます。
価格が安くて当たり前はどうでしょうか?
中小企業がそれをやっていたら生き残ってはいけません。

ある統計で中小企業が10年後に倒産する確率は90%超になるといわれています。

そうならないためにもしっかりとお客さんとの信頼関係を構築し、あなた独自の価値を提供することが重要になってくるのです。

なかなか価値といってもわかりませんよね。

では、こう考えてみてください。

一つ目、

あなたが提供している商品やサービスの思いや考えはなんですか?

あなたが思いや考えをしっかり明確にすることができたなら、お客さんはそれに共感してくれてあなたから買いたい、利用したいと思うのです。

二つ目、

あなた自身を前面に売り出すこと。

どういうことかというと、あなた自身のキャラクターで勝負をするということです。
人は全員違います。世の中に同じ商品やサービスがあったとしても、あなたというキャラクターは同じということはないのです。

あなたというキャラクターがブランドになり、差別化にもなるのです。

では、価値を明確にすることができたなら、あなた独自の価値を伝える必要があります。
情報を発信しなければお客さんには伝わりません。

3.しっかり見込み客に伝わっていますか?

これからお客さんになるであろうという人に、あなたの価値を伝える必要があります。

あなたはこう思っていませんか?

商品やサービスは質が良ければ勝手に売れていくと、、、

この考え方を持っているなら今すぐに捨ててください。
まず、勝手に売れていくことなんてあり得ません!
しっかりと伝えなければ、お客さんはあなたから買いたいとは思いません。

では、どうやって伝える必要があるのか?

あなたがターゲットとする見込み客をしっかり絞ることです。
その時に注意しなくてはいけないのが、たくさんの人に共感してもらいたいと思い、メッセージがぼんやりすることです。

こんな人に共感してもらいたい、、、

あんな人に共感してもらいたい、、、

確かにターゲットを絞りすぎるのは不安もあることでしょう。
でも、それは違います。
強いメッセージで共感を得るには、ターゲットを絞って、絞って、絞ることが、より強い共感を得ることができるのです。

その時に気をつけてほしいのが、お客さんに押し売りしては絶対にダメということです。
あくまでもお客さんからあなたの商品やサービスを買いたい、利用したいと思ってもらうことがもっとも重要なのです。

あなたから買わされたと感じてしまったら、二度とあなたの商品やサービスのファンになることはないのです。

あなたから買いたい、利用したいと強い共感を得たお客さんはあなたの商品やサービスのファンになり、信頼関係を構築することで他との差別化ができ、今後、あなたにたくさんの利益をもたらしてくれるのです。

情報発信の方法はこちらをご覧ください

オンラインコンテンツ4つの重要性

まとめ

あなたがいいモノを提供していて、お客さんにしっかり伝わっていないのだとしたらとても残念なことです。

質のいい商品やサービスはお客さんに利用してもらってはじめて価値が生まれるのです。
しっかりとしたメッセージをお客さんに伝えていないのだとしたら、価値を捨てているのと同じことです。

世の中、モノであふれかえっている中でお客さんはどれを選んだらいいのかわからないのです。
あなたがしっかりとしたメッセージを発信することで、お客さんの悩みが解決できるのだとしたら、こんなにすばらしいことはないのです。

あなたはそれを放棄していませんか?

あなたがやらなければいけないことをしっかり理解して、お客さんに情報を届けてください。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事