この記事を読んでいる方は、ほとんどの方が自分自身でビジネスをしている方、もしくはこれから起業して自分でビジネスをされる方だと思います。
あなたは経営者ってなんだろう?って考えたことありますか?
「社長」
「会社のトップ」
「決定権を持っている」
「自由」
「大変」
「孤独」
などさまざまな思いをもってビジネスをされていると思われます。
これから起業してビジネスをやるぞって方も、なんらかのイメージを持っていることでしょう。
経営者(社長)が本当にやらなければならないこととはいったい何でしょうか?
「売上を上げる」
「会社を大きくする」
「社会に貢献する」
どのぐらいの規模でビジネスをやるかによって、やらなければいけないことは人それぞれさまざまです。
しかし、経営者なら誰しもやるべきことはあります。
それは何なのかをお伝えします。
1.経営者の意味とは
経営者の意味を考えてみましょう!
「一人でビジネスをする」
「会社を設立して代表者になる」
「友達と共同経営する」
など、いろいろなケースが考えられます。
どんな経営者にも当てはまる意味を考えたときに、
『最大限の利益をもたらすこと』
が経営者の使命ではないでしょうか。
ただ、ある程度のビジネスであれば最大の利益を得ることは、投資をなくして、人件費などを抑えることによって可能になるのです。
利益ばかりにとらわれていたら、大事なことを見逃す可能性もあります。
それはなんでしょうか?
『人とのつながりを大切にすること』
どんなビジネスであれ、人とのつながりなくしてはビジネスとして成り立たないのです。
お客さんとのつながり、従業員とのつながり、経営者仲間とのつながり、取引先とのつながりなどさまざまな相手とのつながりがあることによって、ビジネスをやっていくことができるのです。
それはお金には代えられない財産になるのです。
そこからビジネスの幅を広げて、利益の拡大にもつながります。
会社の存続率にいたっては、10年間に倒産する確率は90%といわれているくらいシビアなのです。
そうならないためにも、人とのつながりをしっかりとしたものにして、事業の発展をしていくことが経営者の使命だと考えます。
あなたはどのように考えますか?
2.経営者がまずやるべきこと
経営者は孤独な存在と思っていませんか?
その考え方は間違いです。
確かに、会社を経営されている方、一人でビジネスをされている方でも最終的に意思決定しなくてはいけないのは代表取締役の社長です。
社員を雇っていれば、会社をどのような方向性でやっていくのかある程度のことはみんなで話し合って決めることも可能です。
ただ、それはある程度までです。
最終的な判断や重要なことに関しては、会社の身内であっても言えないことも必ず出てきます。
その時に、その問題に対して社長が解決しなくてはならないので、孤独な存在だと思ってしまうのです。
でも実際はそうではありません。
そうならないためにもまず経営者は、
『自分と同じ志を持った経営者のコミュニティをつくること』
が大切になってくるのです。
同じ志を持った経営者同士なので、自分の悩みも必ず理解してくれます。
それはなぜかというと、同じ経営者だからです。
例えば、会社のスタッフに自分のことを分かってもらいたいと求めても無理なのです。
同じ立場ではないから理解できないのです。
それは、仕方がないことです。
同じ立場の経営者なら理解してくれます。
それは、立場が同じだからです。
そこには職種などは、ほとんど関係ありません。
一つだけ気をつけなければいけないことが、同じ志を持った経営者ということです。
同じ志と思うとちょっと難しい感じがしますが、意識が高い経営者と思ってもらえれば大丈夫です。
あなたにとって、一緒にいてマイナスになるような経営者は意味がありません。あなたにとって、一緒にいてしっかりとプラスになる経営者といることに意味があるのです。
なぜかというと、高いレベルの経営者といると自分の意識も高くなるからです。
高い意識を持つことができれば、行動が変わります。
行動が変われば、あなたのビジネスの発展にもつながるのです。
私自身も同じ志を持った経営者のコミュニティにいることで、意識が変わり、行動も変わりました。
今の自分がいることはなかったでしょう。
そのぐらい経営者のコミュニティは重要なのです。
まとめ
あくまでも個人的見解によるものなので、あなた自身でしっかりと自分の置かれている状況を考えてもらえると、経営者にとって必要なことが見えてくると思います。
利益を手元に残すことは、とても必要なことですが、そればかりに囚われ過ぎると大切なものを見失ってしまう可能性が高くなります。
そうならないためにも、しっかりと経営者としての考えを明確にしておくことが、成功する第一歩になるのです。
もっとも我々のような中小企業は、コツコツお客さんとの信頼関係を築き、我々にしかできないことを地道にやっていくしかないのです。
是非一度、しっかりと自分の考えを見つめ直してみてください。