お客さんにすぐに行動させる5つの基本ルール

マーケティングで特に重要になってくるのが、すぐに行動させることです。

それはなぜでしょう?

見込み客というのは、まだ準備段階にあるからなのです。既存客はすでに何らかのかかわりを持っているので自社の商品やサービスを理解してくれていると思います。
しかし、見込み客はまだ商品を購入する前なので、サービスを受ける前の準備段階になるのです。

では、どのようにして一歩踏み込んでもらうのか?
それはしっかりとしたオファー(特典)が出せるかどうかです。魅力的なオファーで見込み客をひきつけ、自社のファンになってもらい既存客になってもらう。

その時に一番重要になってくるのが、すぐに行動させることです

みなさんも経験があると思いますが、買わないときってこんな断り方をしていませんか?
「一度考えます」「○○と相談して決めます」「別のことが終わってからにしよう」「もっと安かったら買うのに」など...
まず、すぐに購入しなかったお客さんは再度購入することはないでしょう。

どうすればすぐに行動してもらえるのでしょうか。
5つの基本ルールをお伝えします。

1.行動を起こすためのオファーの提示

まず大事なのは「販売」。販売なくして市場のシェア拡大も市場の独占もあり得ません。

ソーシャルメディアでマーケティングをおこなう場合、理想とする顧客に対して「何をしてほしいのか」「それを今すぐやらなければいけない理由」を明確に示したオファー(特典)を提示する必要があります。

オファーは魅力的で、期限を決めたものにするのがいいでしょう。

そして、行動を起こしてくれた人たちが、これはすごい価値があると感じられるものが望ましい。

2.すぐに行動しなければならない理由を示す

広告やマーケティングによって利益を上げられるかどうかは、既存客ではなく見込み客を説得できるかどうかにかかっています。
最後で、「別のことが終わってからにしよう」とか「もう少しじっくり考えてからにしよう」と行動を先延ばしにしてしまう。そして、そのまま終わってしまう…

私たちは、迷っている見込み客に対して、決断させなければいけません。

見込み客が思いとどまって、じっくり考えようという気にならないようにしっかりとした理由を提示する必要があります。
重要なポイントは「急がないとダメだ」と思わせることです。

3.的確な指示を与える

たいていの人は指示に従うことに抵抗しません。
信号は赤で止まり、青で進む。10分前行動と言われたらするし、あいさつをしなさいと言われたらするし、拍手してくださいと言われたら拍手をします。幼いころから言われたことをやるように条件づけられているからです。

マーケティングで失敗して思うように結果が出ないのは指示が分かりにくいか、まったく指示を与えていないということが多いです。
指示がなければ消費者は無関心です。購入を進めずに買ってくれる人はそれほど多くはないのです。

ソーシャルメディアでコンテンツを提供するだけでは、結果を得ることはできないということです。
見込み客に「行動」をとらせることが、販売にもつながります。

4.分析と測定を行う

マーケティングによって実質利益を得たいのなら、ふわっとした広告やマーケティング、販売活動に投資してはダメです。
直接的に正確な分析と測定ができて、きちんと説明ができるものだけに使うことです。

そうでないと割に合わない結果になってしまいます。

投資は、投資額以上にして取り戻すか、あらかじめ設定した目標を達成するものでなければいけません。
しっかりと分析と測定をおこなっていきましょう。

5.フォローアップを行う

せっかくマーケティングという器を手に入れても、その器が穴だらけという経営者が多いです。

それは非常に残念なことです。

見込み客があなたの広告を読みホームページを見て終わり、セールスレターを受け取って、営業所に電話して、何個か質問して終わり。
見込み客の名前や住所、メールアドレスを入手する仕組み、資料パッケージや無料レポート、無料動画やクーポンなどのオファーをすぐに送る仕組みが用意されていないのはなぜでしょう。

これは、お金をドブに捨てるようなものです。

かなりの費用をムダに使ってしまっているのではないでしょうか。
顧客からかかってくる電話一件にも、予約なしでやってくるお客さん一人にも、経費はかかっています。
それをスルーされてしまわれないように、見込み客や既存客への働きかけを続けるフォローアップが必要になってくるのです。

まとめ:重要なのは結果である

人は、対価を支払うときその対価に対して望んだ結果が得られなければ、二度とお金を払ってくれないでしょう。
それどころか、二度と既存客にはならないです。

もし自分が見込み客の立場として考えたとしたらどうでしょうか?
結果がともなっていないのにリピートしたいと思うでしょうか。

思わないですよね。

マッサージで腰が辛いと言っているのに腰をほとんどやらず、他の部位ばかりマッサージされたら二度と行かないし、清掃業者に頼んで全然きれいになっていなかったら二度と頼まないですよね。

ソーシャルメディアでの広告やマーケティングでも同じです。

結果がでなければ何の意味もなくなってしまうのです。

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