一人でビジネスをされている方、店舗経営者にとって仕組み化は必ず必要になってきます。
一人で出来ているから問題ないというかもしれませんが、早いうちから仕組化しておいたほうが得策なのです。
けっこう売り上げが上がってからだと、仕組み化するのが大変になってきます。
そうならないためにも早めのうちからやっておいたほうがいいのです。
あと自分一人ですべてのことをやっていた場合、自分が倒れて仕事ができなくなってしまったときどうしますか?
売上がなくなり、生活すらできなくなってしまい、取引先との信頼関係もなくなってしまうかもしれないのです。
そのようなことが起こらないためにも元気でバリバリ仕事をやっているときに、しっかりと仕組み化を具体的にして、やっておくことがベストです。
それでは、詳しくお伝えします。
1.仕組み化が必要な理由
自分一人ですべてのことをやっていれば、いつか必ず歪みがきます。今は順調に回っていたとしてもちょっと歪みが生じればガタガタと一気に崩れることもあります。
そうならないためにもしっかり仕組み化しておくことがベストなのです。
どうしても経営者はなんでも一人で出来てしまいます。「自分でやったほうが早い」「教えるのが手間」などが特に問題になってくると思います。
ただそれは最初のときだけです。
それさえ乗り越えれば上手く回るようになってきます。
自分が倒れたらどうしますか?病気になって入院したら?ケガをして入院してしまったら?
考えたらキリがありません!
経営者ならしっかり最悪のケースも考えておかなければいけません。
特に仕事をバリバリ頑張ってやっている方は、自分が倒れたりしたときの損失は計り知れないものとなってしまいます。
そうならないためにも仕組み化が必要なのです。
まじめがバカをみるなんてことあってはならないことです!
もちろん病気にならないため、倒れないためには健康管理をしっかりすることも大切です。体を適度に動かすことや、規則正しい生活をすることも大切になってきます。
経営者にとって、健康を維持することも仕事に入ります。
それでも保証にはなりません!
2.どうやって仕組み化するのか
まずは「仕事」と「作業」に分類することです。
仕事は経営者や社長がやらなければいけないもの。作業は他の人でもできることです。
これはしっかり分ける必要があります。
経営者や社長は本来やるべき仕事をやらなければいけません。自分もそうだったのですが、やるべき仕事をやらずに作業ばかりやっていました。それで仕事をやっている気になっていたのです。
仕事内容によって異なりますが、けっこう作業が多いことにびっくりしました。
次にマニュアル化することです。
誰がやってもできるようにすることで、社長がいなくても会社は回るし、店舗でも店は回るようになります。
社長や経営者は会社にいなくても、店にいなくても、どこにいても仕事ができる状況を作ることで仕組み化にも繋がります。
自分がやったほうが早いからとなんでもやってしまうのはあまりいいことではありません。
しっかり従業員やスタッフを教育していくことが大切なのです。
もちろん一人でビジネスをやっている方も例外ではありません。
外注化するということもできますから。
マニュアル化するにあたっては気をつけなければいけないこともあります。
それは、重要な仕事を一人に任せないことです。しっかり分担して誰でもできる状況を作るということです。
なぜかというと、その人が辞めてしまったときに他の人ができなければ会社が回らなくなってしまう可能性があるからです。
誰でもできることが重要なのです。
3.仕組み化のメリットは
仕組み化することで自由な時間が作れて、自分が会社にいなくても会社は回るということです。
自由な時間が作れれば、遊ぶのもいいし、習い事をするのもいい、体を動かすことや、趣味に時間を使うこともできます。もちろん仕事が好きな人は仕事をすることでもいいと思います。
仕事に常に追われているのと、自分で仕事をコントロールしてやるのでは全然違います。
あなたはどっちを選びますか?
経営者や社長は考えるのが仕事です。アイディアが売上に直結するポジションなのでいろいろな場所に行って、見たり感じたりして感性を養わなくてはいけないと思います。
人と会うことも仕事です。日々の業務に追われていると会うどころではなくなってしまいます。
それは避けなくてはいけません!
まとめ
仕組み化が重要なことが分かってもらえたでしょうか。
仕事はあくまでもお金を稼ぐ手段でしかありません。
自分がやらなきゃいけないとか、自分がいなきゃいけないと思うことはちょっと危険かもしれません。
これを機会に是非、一度考えてみてください。
もっと可能性が広がるかもしれませんよ!