差別化を手っ取り早くやる2つの方法

ビジネスをされていて、マーケティングを学んでいる方なら誰しも聞いたことがある「ビジネスにおいて差別化は必要不可欠」ということ。

差別化をするための方法論や考え方などは本やネットを調べればたくさんあると思います。

それでも差別化ができていないのはなぜでしょう?

それは差別化するのって意外と難しいからです。

今回は手っ取り早く差別化をやる方法をお伝えします。

1.社長が会社の顔になって前面に出る

会社にとってなくてはならない存在が社長です。
取替えはできないので絶対に必要な存在なわけです。

社長が会社の顔になるだけでも差別化は可能になるのです。

今一番わかりやすいのが、アパホテルの社長です。

こんなことをいったら大変失礼になるのですが、そこまで美人ではない顔立ちですが、それを逆に逆手にとって自らがアパホテルの顔になったのです。

都内の看板にでかでかと顔が載った姿を何度も見たことがあります。
かなりのインパクトなのでアパホテル=社長の顔というイメージになるのです。

社長自らが広告塔になっているというわけですね。

僕も初めはビジネスホテルといえば東横イン、ルートインのイメージが強かったのですが、アパホテルの社長が前面に出てからはアパホテルの存在も大きくなりました。

他のビジネスホテルの差別化としてはアパホテルは見事に成功したわけですね。

このように社長自らが会社の顔になって差別化を図ることも十分に可能になるのです。

社長自らが展望、方針などを打ち出すことで個性が表現できます。
そうすると、社長の個性(キャラクター)が会社のイメージになってくるのです。

逆に社長が出るのが嫌だからスタッフを会社の顔にするのはやめたほうがいいと思います。
なぜかというと、辞めてしまう可能性もあるからです。
スタッフが出てもいいよと理解しているのであれば話は別ですが、、、

ただ気をつけなければいけないのが、万が一スタッフが会社の顔になっている場合、辞めてしまったら顔や看板を失うわけですから考えなければいけません。

社長自らなら引退するまで活動できますから、取り換え不可能な差別化になるのです。

我々のような中小企業にとって社長の顔が手っ取り早く差別化の方法になるわけです。

2.顧客の接触頻度を増やして信頼関係構築

けっこうやっているようでやっていないのが、「顧客の接触頻度を増やして信頼関係構築」ということです。

確かに差別化するのに「自分たちが発信する情報を他とは違うものにする」ことや、「商品そのものを競合とは違うものにする」ことも考えられます。

それよりは一番手っ取り早く確実にライバルとの差別化を図ることができるのは、信頼関係の構築なのです。

信頼関係をきちんと築いていれば、他のライバルは入ってこられないので、それこそが他との差別化になるのです。

そのためには、どうやってお客さんとの信頼関係を築いていくのかということを考えなければなりません。

そこで一番重要になってくることが、お客さんとの接触頻度を増やすことなのです。
人は接触頻度が多ければ多いほど、親近感や信頼感を持ちやすくなるといわれています。

このことを心理学でいうところのザイオンス効果です。

少し詳しくお話しすると、「同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のこと

日本語では「単純接触効果」と呼ばれているようです。

では、どのようにして見込み客や顧客に、接触頻度を上げていくことができるのでしょうか?

方法をいくつかご紹介したいと思います。

●直接会う
●メルマガを配信する
●ニュースレターを送る
●イベントを開催する
●動画を届ける

などが挙げられます。

自分自身のビジネスにおいて、どの方法を使えば効果的なのかを明確にしていればどれでも大丈夫です。

とにかく、顧客や見込み客と会ったり、メルマガを配信するなどしてどうやって接触頻度を増やしていけるのかをしっかり考える必要があるのです。

接触頻度を増やして、信頼関係を構築することによって、一気に距離を縮めることができ、他との差別化ができるのです。

すぐにでもできることなのでやっていただくことをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

2つの方法はそこまで難しいことではないので、すぐにでも実行に移せるはずです。

そうすればあなたのビジネスは加速していき、他との差別化にもなるのです。

まずは難しく考える前に、簡単にできることからやることをオススメします。

なぜかというと、すぐに行動に移すことができ、信頼関係の構築のきっかけにもなるからです。

是非、試してみてください。

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